お試し移住した沿岸部。
震災でローカル線は今、BRTという専用軌道を使ったバス輸送に変わりました。
毎時は来ない、一日何本かの時刻表から、毎時複数のバスがホームに停まる、見方を変えれば便利になった感もあります(まだ乗ったことはありません)。
それでも、すれ違うBRTを車窓から見れば、通勤通学時を除き、「一けたどころか片手」の人数が大半です。
元の鉄道はとうとう乗る機会のないまま、廃線(★事実上)。。残念です。
悔いないようにと、お試し移住した今年も、なんとか「大回り」をしてきました。
「大回り」とは「大都市近郊区間の当日限りの一筆書き乗車」のことで、一筆書きであれば区間内の最短距離で運賃が計算されます。
ただし、途中下車はできず、災害等で運行停止になって戻りたい時は、その場所までの往復の運賃がかかってしまうというリスクがあります。
過去、早朝の電車が事故で30分以上停まり、どうやら「飛び込み」があったようで、9時の乗り換えが間に合わず、13時まで待合室で読書したこともありました。
東京では早朝から深夜まで乗れば、800㎞を超えることができるとか。
Suicaは事実上使えず、紙の切符を買い、出るときは窓口で「大回りしました」といえばOKです(★自動改札口は時間オーバーで通れません)。
来春、専門学校の同窓会ついでに東京で大回りをしてから10年・・・(もうそんなに)。
来年こそは(電車で)行くぞ東京、やるぞ大回り!と思っていますが果たして??
大都市といっても、仙台や新潟クラスでもOK。
毎年なんとか1日時間を作り大回り。
地方都市は「パターン」が何通りかに限られますが、それでも楽しい日帰りの旅です。
写真は、温泉宿近くのローカル線で、自然を満喫でき「大回り」では一番好きなルートですが、あまりにも人が乗らない区間ですべて無人駅なので、将来的には廃止だろうと思っています。
国鉄時代と違い、ホームには飲み物の自動販売機があるだけで、売店(当時はキオスク)はなくなりました(仙台駅を除く)。
事前に食事を用意して・・・。
半日でも、ほんの2,3時間でも構わないので、時間のある日、気軽に乗車してみるのもいいかもしれません。