三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

今年も各種集金は6月に 赤緑の羽根から地元○○まで No.465-A

他の地区の人から”たまたま”聞いた”地区の草刈り”。

「全市一斉清掃:今年は6月4日(日)」とのことでした。

こちらの市では一斉清掃があり、出られる人は全員参加です(といっても出たくない人は当然ながら出てきません)。

6時から1時間ほど草刈鎌持参で参加すれど、今年も回覧板が回って来ない、へきち県境民です。

長年営んだ都市部の中古屋で草刈り機を入手する機会は、ほぼ地方への出張作業時に限られますが、何台か引き取ったモノは隣県の同業者へ譲り(都市部では売れない)、実際に使ったことはありません。

なので、草刈鎌を使うというより”役目”は刈ったあとの草をごみ袋に入れること。

ある程度面積のある公園の、まだ丈が伸びていない草でも袋はすぐにパンパンになり・・・”ご苦労様です”とペットボトル(お茶)をもらって解散です。

 

午後、外にいたら手渡しされた各種広報誌(写真↑↑)。

その中の市政だよりに「全市一斉清掃」の記事を見かけたのは、奇しくも終わった日の午後でした。

 

草刈りは残り2回?それとも3回?

「集会所清掃」は今月下旬に・・。

確か予定はこのくらいなので、「毎月○○の行事」ほどはありません。

 

広報誌は、市と「広域行政事務組合」・公民館・支所・駐在所・社協社会福祉協議会)と、今月はお休みらしい県政便りの代わり?に、何枚もの「募金・負担金のお願い」が並んでいます(写真前段はすべてお願い)。

緑の募金・赤十字以外に地元の社会福祉協議会・消防後援会・防犯協力会・衛生組合連合会に赤の募金も同時集金です。

 

今年も「自治会費集金」の季節がやってきました。

自治会費の額はおそらく7000円。

隣の集落は10000円。

ちなみに、隣県の市のガイドブックには5000円~36000円までと記載されています。

 

赤緑の募金・赤十字は集めたお金の使い道・その活動内容にいろいろな話しが聞こえてきますが、地元の組織は集金をしなければ成り立たない可能性があります。

人口減少で公共(下水道・交通を含む)インフラの維持がだんだん成り立たなくなってくる中、これら組織の活動も例外ではありません。

 

市の広報誌によれば、4月は3月に比べ168人(0.29%)人口が減っているようです。

これが一年だと単純に掛ける12ではありませんが・・仮に似たようなものだとすれば・・一年で約3.5%”人がいなくなる”ことになります。

10年では3分の一・・・・・(多分これよりは少ないかと)。

仮に10年で4分の一(2割5分)”人がいなくなる”としても・・・すぐに想像はつきませんが、これはとんでもないほどの急激な変化です

 

長年同じような活動を続けていらっしゃるようですが、”組織の、身の丈に合った・コンパクト化”の議論が行われることをひそかに想うしかない移住者です。

ちなみに住居の市中心部へのコンパクト化(集約化)は理想かもしれませんが、震災で建て替えがありかなり難しいのが現実です。

 

外で何かするなら梅雨が来る前、6月の晴れた日に・・・。