実家で見た広報誌の中にあった”赤い紙”。
どうやら今ある「プラスチックゴミ」収集に加え、4月から「硬質プラスチック」も収集されるようです。
今までは、よくある「ビニール袋・汚くない調味料類(チューブ状の)・発泡スチロールなどの”包装容器”」から一歩進んで「プラスチックでイメージする”硬いもの”」もリサイクルするようになるのはすばらしいことです。
「たくさんの種類があるプラスチック」はリユース・リサイクルともに難しく、紙や金属・廃家電のように「末端の業者が集めて問屋さんに買い取ってもらう」ことが極めて困難な”資源”です。
ゆえに自治体にお出まししてもらうしか方法がありません。
慣れれば出すのは簡単そうですが、「プラスチックだけの製品とは限らない・金属や布類など他の材料がついた製品」には注意が必要です。
鉄の場合は「つきもの」といってプラスチックを中心にどうしても”混じってしまう程度”の他の材料は問屋さんにまとめて引き取ってもらえます(ただし、”ダスト引き”といって、その分引くところもあります)。
対してプラスチックの場合は”純正(プラスチックだけ)”でないと、いろいろなものが混じってリサイクルにならないということです。
写真にもある、「小型家電」「燃料が混じるポリタンクやライター」「金属が混じるカッター・はさみ」「医療器具」はまずい・・・。
「袋に入るもの」、それ以上の大きさのものは「粗大ごみ」へ。
ならば、のこぎりや電動工具で「袋に入るサイズにして」出す方も増えそうです。
一方、今住む自治体で「プラスチック類」を出そうとすると、
「約40㎝未満のもの、あるいは40㎝ほどにカットして袋に入れ”週2回の燃やせるゴミ”」か、
「袋に入るもの、あるいはカットして袋に入れ”月1回の”燃やせないゴミ」に出します。
週1回の「資源ごみ」の日に「プラスチック」の項目はなく、ただ廃棄されるだけです。
以前、京都府宇治市で作業した時は、「靴は燃えないゴミ」でした。
一方、大分県大分市のごみ処分場では「明らかに金属製のもの」以外「燃える・燃えないゴミの区別はなし」で、分別されることが一般的な”ガラス”も一緒にトラックからポイ!ガシャーン!。
「収集するもの・方法が違う」「持ち込み/引き取るもの・方法が違う」。
「燃える・燃えない」の基準は自治体ごとに違い、「燃えるゴミ」が他の自治体では「燃えないゴミ」は珍しくありません。
ごみ行政ほど自治体により扱いが違うものは、もしかしたらないのかもしれません。