三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

3月 地方・へき地の暮らし 広報誌によれば・・・ 三陸沿岸部 No.432

月の上旬に班長さんが届けてくれる”各種広報誌”。

長年県央で自営業を営む中、広報誌や回覧板を読むことかなわず(長時間労働者)、移住してやっと関わることのできた存在(広報誌)。

市の便りは多少自分に関わる存在ですが、それ以外は子供や中高年向けの活動紹介が多い感じで、現役世代向けが少ないのは皆さん仕事で忙しいゆえかもしれません。

今月はポスト投函で、いつもより多めの10種類です。

「総合型地域クラブ通信 4ページ」はスポーツ少年団から大人までの活動/広報誌で各種スポーツ紹介と参加を呼び掛けています。

一方、剣道は64年の歴史に終止符・・・と。

 

「亀山通信 黄緑・1枚」は島にある山の山頂まで運行するモノレール(斜行エレベーター)やレストハウス整備等のはなし。

多摩都市モノレールや長崎の稲佐山スロープカー設計のコンサルタント会社が令和7年度の開業を目指し、まずは測量・地質調査を開始したようです。

 

消防団女性団員通信 白・1枚」は活動紹介をする中、なぜか二人の学生(男性)が入団!・・・。

 

「合併した旧市町名の、広域行政事務組合消防本部 水色・8枚」は、消防・救急に加え「美術館」事業も。

”救急件数・1日平均10回”は過去最高(震災の年を除く)で、これから高齢者の割合が増えるにつれて・・・。

なんと!”緊急性がない・いたずら”などによる不搬送は1割以上にのぼるとか。

 

「市の広報」は”人口減少対策で給食費や保育料の無償化”、”待機児童ゼロ”や”企業誘致”・・・・・他の自治体でも聞いた感じが・・。

”(委託を含む)15の路線バス”の多くはここ4年間で”利用者数が6割未満に減り、経費に対する運賃の割合は4割未満で一けたが多く、少ない路線で6%(124万円を稼ぐのに2108万円かかる)”。

”路線の維持は困難になることも想定・改善策が必要”・・6%や一けたの収入でもまだその段階です。

”DX""ICT""ESD"などのアルファベット使用の記事は目を引きましたが、さて何の略でしょう・・。

”4月からの水道料金の値上げ”。

2016年当時、全国で8倍差のあった水道料金は、北の地は割高地域。

平均使用量は、一人暮らしで約8立方、二人で16立方、4人で24立方メーターだそうです。

とすると、今までの下水道を除く料金は口径13㎜で、一人暮らしが1600円+税、二人が2700円+税、4人が4200円+税。

これが値上げでそれぞれ、1800円+税、3000円+税、4700円+税になります。

これに下水道料金が加算されます(自分のところは1500円)。

毎月、一人暮らしでも平均3500円ですか・・・。

 

裏面の「人口(1月現在)」は58800人(前月比106人減)。

(約)毎日3人、毎年1200人がいなくなる計算です。

ここ1か月以内に出されたアンケート結果では、県央の中心区を抜いて”住みたい街1位”を獲得したらしいのですが・・・・(県央から130㎞・・は現実的ではない??)

 

広告入り「県政たより」は県内全般のことで、だいたい想像通りの内容です。

表紙裏の「人口(昨年12月現在)」は225万人で増減は書いてありません。

30年前5000人くらいだった外国人は今24000人まで増えました。

 

以上、地方自治体の一例です。