三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

YH ユースホステル 昭和宿の今 鎌北湖ユースホステル 埼玉県 入間郡毛呂山町 No.403

昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
一時期1泊2食付2000円台でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。

今から38年前、昭和59(1984)年の8月 

会社の先輩から譲られた「中古バイク」で遠出して

 

鎌北湖ユースホステル(埼玉県・入間郡毛呂山町廃業

八高線 毛呂駅下車 

会社の先輩のバイクの買い替えにともない格安で譲られたバイク。

いままで鉄道だけが頼りの旅から、新たに道路使いの旅ができることによって訪れたのが秩父でした。

走破も兼ねてバイクで行って「秩父鉄道は乗らずに撮る」鉄道ファン。

「次回は鉄道で」の想いも再び訪れることかなわぬまま圏央を離れ・・(かなわぬ場所はたくさんあります)

時は8月、夏真っ盛りの夏休み。

記録には、

「”秩父”が満員で来たら、飯はうめーはジグソーパズルは壁いっぱい。和気あいあいのあいなのね」

通常、混雑は避けたいところですが、よほどいい思いをしたのでしょう。

当時ブームに乗って建てられた(?)コンクリートの建物はできてから10年~20年ほど。

スタンプは当時らしい「ピッケルと登山靴」。

ブームに乗って盛況だった宿は廃業後、21世紀に入り公共宿泊施設として営業するも再び廃業。

現在は廃墟になっている模様。

 

湖沿いの道をさらに進むと旅館跡(廃墟)があるという情報も・・・。

行った人によれば、現在は「(人工物が)何もなくて自然がいっぱい」らしいのですが、今はそのようなところは「はやらない」ということなのでしょう。

 

廃墟巡りが話題になる昨今。

湖は周囲2㎞の農業用貯水池ではありますが、再訪(訪問)し新たな価値を見つけることができるかどうかは自分(あなた)次第・・・。

他にも再び訪れてみたい「思い出の場所」はたくさんありそうです。

と同時に、これから行ってみたい場所も、、、(よくばりな身に、国内外たくさんの地が待ってくれています)。

 

訪れた宿の数「74」のうち

廃業した数63
今も営業中11(うち休館中2)