昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
一時期1泊2食付2000円台でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。
今から42年前、昭和56(1981)年の夏休み 九州周遊券(21日間有効)を利用し南国へ・・・。
当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通(快速)列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」に「周遊区間内は特急自由席乗り放題」が加わりました。
お盆前の8月11日。
この日の行動は不可解で、再び大宰府(天満宮)を訪れているとは・・・(そんなに”学問”の探求をしたかったのか?・・・なわけない)。
ロッカーに荷物を預け、博多から鹿児島本線の「特急かもめ・みどり17号(長崎・佐世保行き)」に乗り13分で二日市。
そこで、名物「梅が枝餅」を60円で食べた記録が・・・(力うどんも・500円)。
そこから西鉄福岡(天神)駅にわざわざ戻り、博多駅まで移動、再度鹿児島本線の乗車率200%の「特急有明25号」で南下して宿のある瀬高駅へ。
特急自由席が乗り放題になった「周遊券」を使い、若き鉄道ファンのやることは、今では想像をはるかに超える「乗りっぷり」です。
「鉄道に乗ること」が目的なので、観光や飲食は重要視しておらず・・・・。
ユースホステルのある瀬高から翌日訪れたお隣「水郷の町」柳川。
船に乗り川下り(お堀めぐり)で、城下町の古い街並みをゆっくり進むのがおすすめです。
スタンプは郷土出身の詩人(北原)白秋とその詩にも詠われた、瀬高町清水寺周辺で作られている郷土玩具「(清水)きじ車」。
宿代は2200円と当時でも割安でしたが九州で泊まった宿では一番だったようで(「大宰府」とこちらのみ夕食で◎でした)、記録には「家庭的、富食。○○ツアーもあって、割引情報もやってます。連泊したかったわ」。
現在建物は現存するものの、営業は行っていない模様・・・。
訪れた宿の数「65」のうち
廃業した数57
今も営業中8(うち休館中2)