三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

YH ユースホステル 昭和宿の今 大宰府ユースホステル 大宰府市 福岡県 No.361

昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
一時期1泊2食付2000円台でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。

今から42年前、昭和56(1981)年の夏休み 九州周遊券(21日間有効)を利用し南国へ・・・。

当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通(快速)列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」に「周遊区間内は特急自由席乗り放題」が加わりました。

 

大宰府ユースホステル(福岡県 大宰府市)廃業

西鉄大宰府線 終点大宰府駅下車 徒歩圏

当日、日豊本線豊後森駅から乗ったディーゼルカー気動車)はお盆前の日曜日、乗車率100%で福岡県二日市駅筑紫野市)へ。

国鉄駅から徒歩10分の西鉄駅。

大宰府線に乗り換えて(当時電車代90円)終点が「天満宮」で有名な大宰府です。

学問の神様、菅原道真をまつった場所として、有名な神社はお盆前でたくさんの人が訪れていた記憶が。

なんと記録には「盆踊りに行った。踊れんで帰って来た(炭坑節などの曲が”北”とは違った等か)。地方色豊かだった。都府楼跡まで歩くとGOOD!」

それでも、奥州から九州まで来ての盆踊りに感慨ひとしおでした。

このあたりは平地なので点在する史跡巡り(歩き)をするにはうってつけの場所です。

翌日訪れた、なぜかそれほど有名でもない?「戒壇院」の名と規則正しく並ぶ石の風景は41年たった今でも・・・。

 

ユースホステル代2450円で夕食は◎朝食○と、普通は「値段なり」が多い中だいぶ良かったようです。

宿は閉館後も「B&Bゲストハウス大宰府」で営業していたが廃業。

現在は運営者を変え「ゲストハウス大宰府」で再オープンしている模様。

今は「ゲストハウス」で「インバウンド需要」まで取り込む時代なのかもしれません。

 

訪れた宿の数「63」のうち

廃業した数55
今も営業中8(うち休館中2)