三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

フリマへの道⑤ フリーマーケット 初日は No.358

快晴は11月も続くよ~♪

土曜日。

ヤマザキショップで行われた「フリマ」。

会場前は前面海。 

向こうに隣県の半島(広田半島)まではっきりと見え、今更ながらに、風光めいびとはこのことかと実感します。

隣は郵便局。

土曜日の営業(ATM)は午前中のみ、日祝は休みです。

週末、さすがに国道45号線の交通量は地元と観光客で多めで、時折何台かの数珠(じゅず、連なり)を見ることができました。

開店してしばらくは「知り合い」や「地元の方々」を中心に来ていただきました。

また、差し入れ誠にありがとうございます。

30年自営した「店」の値段よりも割安のフリマ価格でスタート。

やはり「めぼしいもの」から去っていきます。

「値引き交渉」で「希望価格との間を取って」と答えたら、「希望価格まで下がらなければ買わない」、と言っていたあんちゃんの「ユニクロジャケット」は他のおじさまがゲット。

と言っても、「しまむら値札価格の4分の一のかけ布団(4000円→1000円、未使用品)」と併せていくらか値引きを求められ・・・。

予想通り、午前中でひと段落したあとの昼休み。

お隣の水産加工場で働いている研修生他何名かの方々が来てくれて、生活用品やらおみやげにと雑貨を買っていただき、感謝感謝のラッキータイム!

「不用品で」さまざまな「来る方」の希望にマッチする品物をそろえることは至難の業です。

一方、出品者は地元の方々。

初めての方も複数いらっしゃったのは「500円」という出店料のおかげかもしれません。

先ごろ他所で行われたイベントに併設されたフリマはどうだった等、「地元のフリマ事情」を聴くことができました(情報交換)。

あちこちのフリマ開催情報が伝わらないのはそのどれもが中小イベントだからでしょうか。

震災で増えた「広大な更地」を使って「大規模なイベントを」と思うこともありましたが、既存の大型イベントで一杯一杯?なのかもしれません。

「各種飲み物飲み放題・お菓子付き」で心も体も温まり・・・(幸い肌寒さなく「室内」で暖房は使わずに済みました)。

午後は”静かな時”時々”いらっしゃいませ!”。

それ以外、急きょ仕立てた「フリマ看板」に、寄って来るはトンボばかり。

「群れ」を成し右から左へ・・・・。

この後戻った自宅のクモちゃんの巣に3匹にトンボが引っ掛かっていたのは・・・・(そういう時期)。

「群れ」と言えば、県央との行き来で田んぼのかたわらを通る時、少しずつ増えてき白い群れ(白鳥)。

あちこちで見られるようになってきた、「数羽の編隊飛行」は見事なものです。

リアス式海岸のある坂道から見た「大理石海岸」。

名前の通り、大理石があります。

その「流行り石」を「切り出した」のは遠い昔のこと(だそうです)。

海で泳いだ記憶も遠い彼方へ・・・(今の子供たちは「海は危ない」と親に言われ、姿はありません)。

小さな港の”完成前に来年春で工期(予算)終了~の防潮堤は、その後「なんとかなった」のか、話が出ることはなくなりました(写真・防潮堤のすき間から海面が半分見えます)。

震災後12年9ヶ月、いまだ工場中です。

午後3時を過ぎれば急に寒さ感じる季節。

(フリマ)閉店作業を済ませ、今日を無事終えることができたことに感謝して・・・。

さて、明日は・・・・・。

風光明媚(めいび)な場所にのんびり流れる時間。

(お客さんが)あるならある、ないならない。

それぞれの「ナリ」にまかせて、、、。