三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

YH ユースホステル 昭和宿の今 ユースホステル杉田旅館 立山 富山県 No.345

昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。

 

今から42年前、昭和56(1981)年4月上旬~中旬 春休み 北陸周遊券(14日間有効)を利用し春まだ浅い北陸へ・・・。

当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通(快速)列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」でした。 

 

ユースホステル杉田旅館(富山県 立山町廃業

富山地方鉄道 立山駅下車 徒歩

国鉄(現JR)富山駅から富山地方鉄道乗り換えで。

映画でも有名になった、立山から長野県大町市まで続く人気の「黒部立山アルペンルート」。

毎年シーズン初めに他の山岳道路のようにニュースになり、一度は訪れてみたい場所ながら・・・・・(いけるかなぁ〜?)。

あの、高さのある「雪の回廊」はかなり迫力がありそうです。

 

鉄道ファンは「富山地鉄富山地方鉄道」の電車に乗り、山が迫る風景に心おどり・・・。

かつて金沢市から野々市町(現野々市市)を通って白山(石川県)のふもと(駅名も”白山下”)まで通じていた、北陸鉄道金名線はさらにローカル色豊かな、山が迫る風景でした(電車は一両でした)。

 

4月6日、春休みながらも雪山近くはまだまだ寒い・・・。

当日は「スキー客もいない・(おそらく日本)一周自転車野郎と2人部屋」との記録。

連泊2日目は、その「スキー」。

360回転ありで思う存分”湿って来た”(派手にころんだ、中学生の時スキー教室がありましたが、、、)

1600mから見る山も平野も海も快晴

なぜかヘルパーさん(宿のお手伝いをする方)と一緒にゲレンデで”ふきのとう”を採り、夕食の「味噌汁の中」にそれを見つけ・・・・・(苦い思い出・味)。

 

当時宿は旅館や国民宿舎と兼営されていたようです。

また、アレント(管理人)さんはスキー場(現在名は極楽坂⇒立山山麓スキー場に)のある「極楽坂ユースホステル」も兼務していたとか(すごい!)。

 

訪れた宿の数「58」のうち

廃業した数51
今も営業中7(うち休館中2)