三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

図書館で借りた本は「池上彰文庫」 No.325

先月。

引っ越(移住)して落ち着いたらやろうと思っていたことをやっと実行できました。

それは、7カ月目にして訪れた「図書館」で「本を借りる」ということです。

図書館までは約15㎞。

決して近い距離ではないと思うので、本を借りるためだけに往復するのではなく、ついでの用(買い物等)を作って・・・。

隣県の新しい図書館は沿岸部で再建された広く立派なものですが、こちらも高台に再建された2階建ての立派な建物です。

共通するのは「いつ行っても空いている」ことです(何度か訪れています)。

そのため、「座る場所を探す必要」はありません。

学生さんの勉強スペース」を含めいつも空いています。

それでも、毎年1000人ずつ人口が減っている自治がいいわけはないと思うので複雑な心境です。

 

〇〇からの手習い」ではありませんが、遅いも何も「必要に迫られた手習い」のため、参考になる本を借りることにしました。

いつもは2週間」の返却期限も今は「コロナで1か月」。

借りられる冊数も大幅アップ!!なようですが、かろうじて2冊借り、週に1冊の読破が目標です。

 

先日、最初に借りた本を返却する際「鉛筆のしるし」や「たくさんの角折れ」を係りのお姉さんに見せたところ「あ=それは池上彰文庫だからかもしれません」と言われてしまいました。

「えっ?」と思い指摘された本のラベルを見てみると、確かに「池上彰文庫」と書いてある!

どうやら、震災後、池上彰さんから百冊単位で寄付を受けたようです。

2回目に借りた時、棚を見れば確かにずらっと「池上彰文庫」のラベルを張った本が並んでいる・・・・・。

そして、それ(寄付)は今でも続いていて、毎年何冊かが送られてくるそうです。

とんでもなくありがたいことです。

どんなジャンルの本が多いかは不明ですが、その後自分が借りる(特定のジャンルの)本はきれいなものが多いということはあまり借りられていないのでしょうか?

 

できれば、のんびり新聞を読み、マンガを読み・・と行きたいところですがまた今度。借りた本を手に図書館の建物を出れば、正面玄関と横の通路に「カモシカが散歩しています」の看板が・・・。

リアス式海岸にて山の多い土地ではありますが、このあたりは一応住宅地で小学校もあります。

その場所を時折カモシカがかっぽするということならば、是非出会ってみたい!と思いつつ、それはいったいいつになるのやら・・・・・(カモちゃんファンはとても楽しみです)。

交通量少ない道を横断するカモちゃん(カモシカ) 岩手県

後日、午後三時のこと。

三陸自動車道の出口のループ付近の切り通しで、ついに草をハムハムする「鹿ちゃん(一頭)」を発見!

次は(人を襲って来ない)おとぼけ顔のカモちゃん来たれ〜!(ですが、自分から見つけに行かないと、、、)