三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

スイス紀行 42 チューリッヒ 食事は ショッピングモールのスーパーで Swiss No.315

コロナ前の2019年5月末~6月中旬、30年店で働いた退職金代わりに、最初で最後の海外旅行()。

母の「高い山高山植物が見たい」という希望で「スイス」に。

[物価高のトップグループ国]でできるだけ費用を抑えながら・・・。

 

以下は、宿のある駅のお隣の駅前にある、スーパー「COOP」とショッピングモール内の「MIGROS」で買って自炊した食料品の一例です。

 

一番よく見かけるパン(安価品) 大きさはまちまち

500g 1.2フラン(143円今なら172円+インフレ分)

充分おいしかったです。

種類はたくさんありましたが、割安なものをつい選んでしまいます(低所得者)。

「(日本に)戻ったらなかなか食べられない」と思い、しっかりいただきました。

種類・大きさのまちまちなパン・安価品でもおいしい

ベーコン
0.132㎏(132g) 4.5フラン(810円・今なら1100円)
最後だったので奮発して、環境によさげなものをと
1㎏あたり34フラン(100gあたり600円)と表示があるので他の物と比較しやすいです
味はたいへんおいしゅうございました~

「COOP」の商品

チェーン店「MIGROS」のチキンハム(現地では安価品)
豚ちゃんに✖がしてあります
200gで2.6フラン(470円・今だと630円)
1㎏あたり13フランの表示があるので便利です
味は充分おいしかったです

安価品でも充分おいしい

チェーンスーパー「MIGROS」のブリーチーズ
200gで200円しませんでした
「Budget」の表示がある安価品ですが、大変おいしかったです

大手スーパーのPB(プライベートブランド)・安価品でもおいしい

ノルウェー産のサバの薫製
大きさいろいろで小さめのものを
0.222㎏(222g)3.9フラン(700円・今なら950円+インフレ分)
1㎏あたり17.5フラン(3150円)表示があるので助かります
味はめちゃくちゃおいしく、日本でも作れば間違いなく売れそうな一品でした

ノルウェー産サバの薫製

お値段は・・・

お隣の駅まで徒歩10分あまりでしたので、午後歩いて買い物に・・・。

COOP」では「ルフレジしかない」のを会計時知り、なんとか使いましたがドイツ語画面はやばい・・・。

「COOP」の道路をはさんだ向かいは大きなショッピングモール。

広い多層建ての駐車場は「ピンポイントでここが空いている”」と電光表示盤があり、場所を探さずに済む、是非日本でも導入してほしいシステムでした。

かなり広いショッピングモール内の入り口はどこだぁ~?

ぶらぶら見学していると、こんなところに「無印良品」が!

いろいろなテナントがあり楽しめましたが、物価高もあってそこは見るだけです。

ウィンドウショッピングの後は、いざ”スーパーマーケット MIGROS ”へ!

広い店内をあちこち回り、たっぷり時間をかけて吟味したのは食料品とお土産。

日持ちしそうなものがたくさんあります。

1回分を買って一旦戻り、今度は充分休憩した母親を連れて再び・・・。

 

今思えば、スーパーマーケット専用端末が何十台かあって、簡単に決済できるようでしたが使っている人はほとんど見かけませんでした(時期尚早??)

先日、イオンでも同じものを見かけましたが、、、(使っている人は?いない感じでした)。

こちら(チューリッヒ)では何台かの有人レジがあり、パートのお姉さん(おばちゃんともいう)とちょっとだけ…(つたない会話)。

「母親がほしいから」とリクエストされた「子供向けお菓子」を出したら「アハハ!」と豪快に笑われてしまいました。

 

しっかりたくさんの安価品のクッキー、チョコレートやら調味料、缶詰などの加工品を買い込んで、あとは(スーツケースとキャリーバッグに)詰めるだけ・・なのですが、これがひと工夫ふた工夫必要でした。

サイズが小さいので”パンパン”・・でもなんとかファスナーが閉まるまでに・・(税関でどうしよう・・・)。

LCC(格安航空会社)にて重量オーバーにならないように大体計算して(オーバーすると高~い超過料金が待っています)。

ベットの上でスイスビール付食事を済ませ(部屋は小さいサイドテーブルのみ)、シャワーを浴び(ドイツ語圏でバスはありませんでした・割安な宿)早々に眠気のままに・・・。

 

2日間ずつ5か所(うち1か所は2回利用で計4か所)での滞在、計10日間はこうして過ぎていきました。

幸いお腹も壊さず、風邪もひかず、具合も悪くならず、、、。

よく眠り、母親には”お昼寝時間”をできるだけ確保して・・・。

 

明日は最後日。

部屋で簡単な朝食を済ませたら、早々にトラム(市電)で空港へ。

午前の便に間に合うように・・・するにはかなりの「緊張感」が必要です。

低所得者トラベラーはいかなる理由があっても乗り遅れ」は避けなければいけません。

空港到着後、(通常)時間のかかる各種手続きを済ませ、搭乗待合室に到着すればこれで一安心です。

 

待合室のベンチに腰掛け、搭乗開始のアナウンスがあるまで大きなガラス窓に映る滑走路とジェット機をぼ==っと見る。

少し余裕が出て周りを見渡せば、そこにはいろいろな(違う)人たちがいる。

衣装や肌の色、そして体形も(時に”におい”も?)。

その”非日常的な空間”に高揚感がないといったらうそになります。

興味を持って、あちらこちらに首を突っ込みたくなる(のぞいてみたくなる)性格が「」に駆り立てる原点なのかもしれません。

 

たいしたモノは(持って)ないけれど、思い出は一生モノです。

 つづく