三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

スイス紀行 28 標高1471m 高原リゾート Crans-Montana クランモンタナ 南スイス Swiss No.301

コロナ前の2019年5月末~6月中旬、30年店で働いた退職金代わりに、最初で最後の海外旅行()。

母の「高い山高山植物が見たい」という希望で「スイス」に。

[物価高のトップグループ国]でできるだけ費用を抑えながら・・・。

(スイス南部・滞在場所は中央Sierre/シエルの北あたり)

 

(下の写真)宿のテラスから見える4000m級の山々。

4478mのマッターホルンは左側のどこかに。

多くの観光客の方々が近くで見ようと、有名観光地、標高1620mの「ツェルマット」までは電車(マッターホルンゴッタルド鉄道)、そこからは登山鉄道で3089mの「コルナグラート展望台」まで目指します。

ユングフラウヨッホを目指して展望台まで行けばかなりの出費になるのと同じで、宿泊費、飲食費、運賃、お土産代、保険代までことごとく”高所”にあります(母親が遠慮して?希望しなかったので助かりました)。

その”名峰”が遠くですが目の前(左のあのあたりと無料パンフを開き)で見られるとは予想外でした。

テラスから 

手前は3000m級、奥は4000m級の山が並んで・・・・・。

雲はゆっくりと流れて行きます。

今回一番安くて一番よかった部屋

音がする下の方を見れば、放牧された牛の群れがリーダーに続いてあっち行ったり、こっち行ったり・・・・・(面白い)。

カウベル」の「カランコロン~♪カランコロン~♪」の音が心地よく、日本でもどうでしょう?と思ったりもしましたが、どなたかが「うるさい!!」と主張するのでしょうか??

眼下をくねくねと走る道路 まわりの草原でカウベル(鈴)をつけた牛たちが放牧されています

夕刻。

今日も天気に恵まれ、いい景色にも恵まれ、静かに一日が過ぎていきます・・・。

ふもとのスーパーマーケットで買ったトマト(イタリア戦)、レタス、ハム、パン、カマンベールチーズなどと、地元バレー州のワインをいただきました。

スイスワインが日本になかなか出回らない(とかいう)中、800円ほどではありますが白ワインがおいしく感謝!

夕刻 テラスから左側・ワイン谷が続く 

翌朝。

階下のレストランで、滞在中初めての宿の朝食。

食事中、他の宿泊客は2組とやはりシーズン前。

朝食会場はテラスレストラン・窓の外は段差あり・外の手前に3000m級の山々

決して豪華ではありませんでしたが、チーズ・ハム・パン・ゆで卵・コーヒー等、一通りそろったバイキング。

30年間の自営業を営む中、ブランド食器も”(地元の方からではなく)転勤族の方々”から買い取る機会があり、この食器は何かな??と思って裏返してみると・・。

お皿はビレロイ&ボッホ(ドイツ)

ビレロイ&ボッホ」でした。

ドイツのメーカーですが、作られたのは「ルクセンブルク」。

ドイツ・ベルギー・フランスに囲まれた国です。

この普段使いの食器も日本に来ればいくらで売られるのだろう??なんて・・・。

 

 つづく