所用と旅を兼ねて北へ。
上の道(三陸自動車道)は使わずに街中以外はガラガラの下の道(国道45号線)を走り、八戸から先ちょこっと下北半島へ。
帰りは内陸部(国道4号線)をひたすら南下(十和田市⇒盛岡市⇒花巻市⇒奥州市)。
7月下旬、最終日は週末土曜。
川にアユの釣り人そこかしこ。
峠の道の駅は平日の空きがうそのように車で埋まり、複数のバイクのツーリングに週末を実感。
いただいたクーポン券でお土産と買い置き用食料品(加工品)をまかない、無事帰着しました。
今回宿泊するきっかけとなった「県民割」。
4宿4泊。
事前に複数の宿泊サイトを調べ、予約しましたが、4宿4様でした。
予想通りと予想外。
宿の名前は伏せますが、面白い結果になりました(そうでない部分は極力伏せます)。
1.個人旅館:「品数少な目」との記載と正反対、海の幸多数、朝から大きなメロン・自家製プリン・デミタスコーヒーまで・・。
施設には目をつぶってください。
現地で言われたのは「〇〇町割り」があり、500円以上の地元店利用で2000円引き(サイトには載っていない)。
計算方法:2000円引き後の県民割のため、合計の割引額がさらに1000円減る(例えば10000円なら2000円引き8000円の半分で4000円。本来の5000円から1000円減る)。
2.旅館(100室未満):「宿泊サイトの評価3」の通り、古い施設・食事・サービスでいろいろ驚かされましたが、ロビーに広がる廃線の大規模ジオラマは事前に知らず、いい意味で驚かされました。
3.結婚式場・宴会場のある ビジネスホテル(100室以上):古めの施設を感じさせないサービスと朝食の味付けはさすがと思わせる複数の品々でした(前日に続き出たオムレツの差が・・)。
4. 旅館(100室未満):「口コミ」にない、予想できないサービスと食事でしたが、夜朝営業時間内にせきたてられて浴室を退散しても「(温泉の)お湯は裏切らない」。
予約時は宿泊料金そのまま「県民割」前の金額で、「県民割」の記載が消えるため、宿に確認したところ「県民割」は有効で、さらに「〇〇市割」があり2000円引き(サイトには載っていない)とのこと。
計算方法:2000円引き後の県民割のため、合計の割引額がさらに1000円減る(例えば10000円なら2000円引き8000円の半分で4000円。本来の5000円から1000円減る)。
帰り際駐車場で「旅館名のある車」から降りてきた背広の男性(役員?)と目が合いながらもスルーされてしまった(こちらから「(泊めていただき)ありがとうございました」と言うべきだったか)。
このことを地元の友人に伝えると「だめだよあの旅館は~」。
「宿泊予約サイト」に載る料金は「県民割前」「県民割後」などまちまちで、「記載場所」もまちまちでお得なのか一見しただけではわからない。
さらに自治体独自の「○○町(市)割」があってもサイトには載っていないで電話口や現地チェックイン時に伝えられ、利用方法も即値引きや地元店で〇〇円以上の買い物が条件など、複雑で勘違いしそうな内容でした。
「県民割」対象の宿泊施設数は県(地域)によってだいぶ違い「クーポン券2000円」は共通ですが、有効期限が違います。
「宿泊翌日」から「10日後」まで(一例です)。
利用できる店舗のも全国スーパーが含まれる県と地元店のみの県とあり、地元店のみの場合、自分が利用できそうな店を探すのが大変でした(地元の方が利用するような店が並んで・・)。
「宿の飲食や土産品に利用する」のが手っ取り早い方法です。
「消費税抜き」「消費税込み」の表示なら「消費税抜き」のほうが消費税を足された金額(少額なら端数が出てわかりずらいまま)を確認することなく払ってしまうため、事業者には「税抜き表示」がお得?なのと同じで「複数の表示方法」が混在する、この国らしさ、「県民割」にも。
「次回の県民割」があれば、もっとスムーズに利用しようかと思います。