三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

三陸北上 内陸南下 11 七戸町 旧南部縦貫鉄道 レールバス 青森 No.281

所用と旅を兼ねて北へ。
上の道(三陸自動車道)は使わずに街中以外はガラガラの下の道(国道45号線)を走り、八戸から先ちょこっと下北半島へ。
帰りは内陸部(国道4号線)をひたすら南下。

思い立った朝、吉日。
まだ涼しい「道の駅七戸」を出て「南部縦貫鉄道終点七戸駅」を目指すことにしました。
三沢基地から来るジェット機のごう音にさようなら・・。

国道4号線に入り街中を進む12インチ軽自動車トコトコ号の前に立ちはだかった看板。
思わず坂の上の「七戸城跡」に寄り道してしまいました・・・。
そこにあったのは広場(広い敷地)と切り開かれた高台にそびえたつ大木。
夏、日陰で休むには最適の駐車場でしたが・・。

典型的な?場所を退散し、川沿いの「雪投げ禁止」の看板を初めて見、ほど近くの「旧七戸駅」へ・・・。

昨日通った陸奥湾沿いの町、下北半島方面へのJR大湊(おおみなと)線始発駅でもある「野辺地(のへじ)」。

その野辺地から、かつてレースバスが20.9㎞南の町野辺地まで11駅、1日5往復走っていましたが、学生のころは撮影に訪れただけで乗る機会なく、1997年休止、2002年に廃止されました。
今回野辺地~七戸間を国道4号線で(かつての鉄道と)並走すれば、途中「みちのく有料道路」が左右に延び、「八戸市」や「青森市」への交通の便良く、今や野辺地町に行く理由は??
需要の移り変わりを感じました。

ロゴ入り「南部縦貫鉄道」と書かれた大きな建物と目の前の広い敷地がかつての終点です。
地図の「手打ちそばてっちゃん」の下あたりで、「コメリ」の脇を線路が通っていたようで、今や町の中心も定かではない、駅前に商店もない(かつてたくさんあった??)住宅があるだけの中途半端な立地でした。

南部縦貫鉄道レールバス愛好会」が管理していて機関庫を含む敷地内が見れる、10時開店、とホームページで見たのは間違いだったようで、待てども待てども窓に引かれたカーテンが開かない・・・。
隣の入り口が開いたので入ってみると、出てきたお姉さんに「ここは会社(南部縦貫株式会社)なんだから、勝手に入らないで!!」と怒られてしまいました・・・・・(「南部縦貫株式会社・・・よくわかりませんが、ごめんなさい」)。

コメリから見た駅方面に延びるレール。
愛好会は不定期(定期的?)に駅構内でレールバスを走らせて(往復させて)いるようです。
(外)側だけで残念でしたが、1時間以上滞在したおかげで知った「すぐそばの銭湯(日帰り温泉)」。
低所得者にやさしい入浴料(コロナで300→350円)。
さっそく行ってみることにしました。

 つづく