三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

三陸北上 内陸南下 1 大船渡 釜石 岩手 No.270

(先月下旬)昨日までの「梅雨(あるいは”戻り梅雨”)」の雨続きの日は去り、今朝はすじ雲、夏きたる。

いつも”晴れではない男”にこの先1週間(天気予報)は「曇り晴れ」とはまこと珍しや珍しや~。

所用と旅を兼ねて北へ。
上の道(三陸自動車道)は使わずに、街中以外はガラガラの下の道(国道45号線)を走ります。

こわいほどの音が出る90㎞/h超の高速回転(エンジン・12インチタイヤ)を続けたら早めにダメになる?だろう軽自動車は一般道をトコトコ・・・。

岩手県陸前高田市大船渡市を結ぶ峠道
リアス式海岸特有の山迫る・平地少ない風景です。
半島を超える感覚で大小さまざまな峠を上り下りします。

大船渡市街を反対側から見れば、左は街、右はセメント工場津波が押し寄せた手前は元はなんだったのでしょう?(おそらく家は建てられない)

(湾沿いではなく山沿いをショートカットする、新しい走りやすい道から・眼下は元の道)

週末。
数ある中から「綾里(りょうり)海水浴場・大船渡市・旧三陸」に寄れば空いていました。

駐車場もシャワー・更衣室・トイレ棟も混雑なし、すべて無料です)

リアス式海岸特有の入り組んだ地形が巨大な堤防を生み、あちこちにコンクリートの風景を見ることができます。

三陸鉄道「恋し浜」を過ぎ、そう遠くない場所に鉄道の駅が見えて、堤防入口でしばし休憩。
調べてみれば「三陸鉄道 甫嶺(ほれい)駅」でした。

「(本数が少ないので)たぶん(列車は)こないだろう・・」と思っていたら、ディーゼル音を響かせてカタンコトンとやってきた!(鉄道ファン即時反応す
「その音は単行(1両運行)だ!(鉄道ファン確信す)」
なのに手間の茂みに隠れて姿は見えず・・・(どんな姿だったか・鉄道ファン悔しがる)。

(左奥が三陸鉄道 甫嶺(ほれい)駅)

堤防の先に右も左も半島が広がり波はおだやか。
30度以下の気温に、涼しめの風。
思わず階段を下りてみれば、岩石だらけの海岸にペットボトルがぱらぱらと。

それにしてもいい天気。
なのに、泳ぎたい想いは後日見事にうち砕かれることに…。

 つづく