三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

スイス紀行 20 ハイキングコース 高山植物は 標高2061m クライネシャイディックから Kleine Scheidegg Swiss No.268

コロナ前の2019年5月末~6月中旬、30年店で働いた退職金代わりに、最初で最後の海外旅行()。

母の「高い山高山植物が見たい」という希望で「スイス」に。

[物価高のトップグループ国]でできるだけ費用を抑えながら・・・。

 

この地域だけで数十はあるハイキングコース。

「ツアー紹介のハイキングコースは避ける=混む可能性」との情報も、名峰ユングフラウヨッホへの起点駅・標高2061mクライネシャイディックの混雑ぶりを見ればうなづけます。

「有名地点(場所)」はスキー(スノボ)場のリフト待ちばりの列ができるのかもしれません。

 

そんなこととは無関係のハイキングコースはウォーキングに近いなだらかな道。

ぶらぶらすれば、やっと白い高山植物が目の前に現れました。

高山植物

高山植物

なだらかな草原が見えて、しばし休憩・・・・・。

曲がりくねった道はどこまで続くのか・・・(そちら方面には行きません)。

 

黄色の高山植物

無数の道がありましたが、歩いている人は皆無でした。

6月上旬。

観光シーズンはまだ始まったばかり。

来月(7月)のバカンスシーズンを迎えるころには、かなりのにぎわいを見せることと思います。

臨時(貸し切り)の登山電車も忙しく上り下り・・・・・。

歩き始めて1時間強。

それにしても人が・・・・・(いない)。

この広い景色を独占じゃ~~~なんて。

 

のどかなハイキングコース

道のところどころ(交差点)に「道しるべ(行先表示板)」があり、「距離」まで書いてあるので便利です。

まあ、もうすぐなのか、目的地(駅)は書いていませんでしたが・・・(それもよし)。

分岐点にある行先表示板・奥の家家は別荘か?

 

左手に時折家が点在するさまが見えるようになってきました。

が、住んでいると確認できる家はわずかで、もしかしたら「作業小屋か別荘」なのかもしれません。

 

「行先表示板」には「Wengen 1Std 40Min」と、宿(ヴェンゲン)まで1時間40分とありました。

上り下りの高額の登山電車の運賃は同じ。

距離はたいしたことはありません。

自分一人なら、間違いなくらくらく歩いて(下って)行けそうでしたが、そこは高齢者同伴の旅(残念)。

 

ほどなく目的の駅、「Wengenalp/ヴェンゲンアルプ」が眼下に見えてきました。

充分に時間をとって、高齢の母も元気そのもの。

「長寿の家系」を垣間見た気がしました。

 

 つづく