昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。
今から43年前、昭和54(1979)年12月~1月 冬休み 山陰周遊券(20日間有効)を利用(17泊18日)
当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通(快速)列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」でした。
山陰本線 浜坂(あるいは諸寄)駅下車 徒歩20~25分(乗降客数448人/日 2019年)
日本ユースホステル協会直営、有名処でした。
元旦の宿泊者は35名。
小さな「旅行(予定)帳」には、午前餘部・あまるべの宿から列車に乗り、兵庫県内、丹後・舞鶴あたりで何本も乗り換え、山陰本線の「普通夜行列車・山陰」で島根県松江下車・・・なんて書いてありましたが、実際は鳥取に行き「砂丘」を見て浜坂まで戻っていました。
夜時間をかけて「時刻表をさんざんめくって決めた予定」はずいぶん変わりましたが、きっと「時刻表をめくり予定を決める」作業が楽しかったのだと思います。
場所がら、「カニ」を中心とした海産物が有名ですが、元旦なこともあったのか、「旅行(予定)帳」には「食事・カニ」との記載が・・・(ラッキーでした)。
それで宿泊代金は1950円。
人気のあった施設も2008年休館後そのまま協会のサイトから削除され、廃墟となっている模様。
ユースホステル三刀屋峯寺(島根県 雲南市・旧三刀屋町) 廃業
木次/きすき線 木次駅下車 バスで(乗降客数256/日 2019年)
5町が合併して雲南市になる前、木次/きすき線木次駅で下車しバスでお寺さん(ユースホステル)まで。
1月4日のホステラー(泊り客)は9人。
木の風呂(四角)に感激し、夕食のカレーがうまかった記憶いまでも。
ペアレント(管理者)さんとも仲良くなり、いい朝食付きで当時は2250円でした。
翌日の帰り道。
「ヒッチハイク」をしようと行先を書いた紙を道路沿いで掲げていたら、停まった車に「反対だよ~!」。
あれから43年、方向は今も音痴です。
訪れた宿の数「46」のうち
廃業した数41
今も営業中5(うち休館中2)