コロナ前の2019年5月末~6月中旬、30年店で働いた退職金代わりに、最初で最後の海外旅行(母)。
母の「高い山と高山植物が見たい」という希望で「スイス」に。
[物価高のトップグループ国]でできるだけ費用を抑えながら・・・。
山岳部の中腹、標高1274mの車で行けない町「Wengen・ヴェンゲン」。
と言っても、ごみ収集車や各種作業車は動いていました。
ロッジ屋根裏部屋から見る空気すがすがしい風景は、このままぼ~っと一日過ごしていたい気にさせますが、かなり限られた時間と予算の中での行動です。
計画段階から、この地域だけでも登山電車を使い1週間、できれば2週間は必要な感じで、現地へ来て見てその予想は正解でした。
ふもとの「インターラーケン東駅」からぐるっと山岳部をまわる登山電車はべらぼうなお値段で(ユングフラウヨッホ駅まで往復25000円越え!!・・・2人で50000円越え・・・あきらめました)。
それが「円安・原油高」の今では・・・通常期一人33700円・二人で67400円です。
繁忙期に至っては一人38600円・二人で77200円です。
ちなみに「所要時間は片道1時間半」です。
かなりゆっくり上り下りする「往復3時間の料金」ということです。
なので、何日か滞在するなら一生一度のこと、割安な周遊券(それでも何万か)を利用するのも手だと思います。
部屋数のわりにトイレとシャワーは階段踊り場に一つずつ。
シーズン始まりにて泊り客多くはなく、多少待てば利用できましたが、「ハイシーズン」はどうでしょう??
お湯はちゃんと出ました(でなきゃ泣き=)。
食事は、階下のレストランを利用すると「サラダとメインディッシュとソフトドリンクで一人サービス料込100フラン(当時12000円・今13500円越え)」・・・は当然無理なので、駅前にあるスーパー「COOP・コープ」で買ったハム・チーズ・パン・牛乳・レタス等で。
スーパー「COOP」と「MIGROS・ミグロ」はチェーン店(少なくともドイツ語圏では)で、このような小さな村でもCOOPがあり、値段も平地と同じでとても便利でありがたい存在です。
下のようなパンは各種・各サイズがあり、選ぶのに困るくらい。
値段も幅広く、安いもので100円ちょっとから・・は大変助かりました。
中が白い「お味」は日本人好みのシンプルそのものです。
持参した「フルーツナイフ」はパン、チーズ、バターや野菜、果物を切るのに大活躍!
牛乳も日本より安く種類も選べました。
1Lでも蓋があり、飲みきれない時でも・・・。
「昼ご飯」は「サンドイッチ」と「サラダ」を作っていって・・・。
「保温保冷水筒」には暖かい紅茶を入れて。
飲食・観光・移動・おみやげ・・「どのような使用の仕方(過ごし方)をするか」は人それぞれです。
「団体さん」は割安な団体料金を利用できて、帰国後現地に行った人の話を聞けば、レストランで最低限の食事は出たそうです(当然です)。
足りない分はオプション(追加)で払ったそうです。
「個人手配」でも割安でない通常料金で、飲食(レストラン)や移動をすることはできます。
今回、母親の希望(遠慮)もあり、飲食はレストランよりもほぼ「自炊」で済ませました。
多少なりともあの(レストランの)雰囲気を・・・・・ちょっとだけ心のこりです。
つづく