コロナ前の2019年5月末~6月中旬、30年店で働いた退職金代わりに、最初で最後の海外旅行(母)。
母の「高い山と高山植物が見たい」という希望で「スイス」に。
[物価高のトップグループ国]でできるだけ費用を抑えながら・・・。
今年、8月9月の欧米向け燃料サーチャージ(調整費)だけでもANAとJALでそれぞれ往復98000円(片道49000円)と94000円(片道47000円)・・・って・・・。
これに本来の運賃を足すと・・・仮に海外旅行を予定していれば延期して国内に変更する自分です。
原油価格が将来下がることを期待して・・・・・(落ち着けば必ず下がります)。
(ユングフラウヨッホはインターラーケン南(下)、ローヌ川との間あたりです)
(真っすぐな線はケーブルカーやリフト、曲がっているのは小道です)
標高1274mの山岳駅「Wengen・ヴェンゲン」に降りれば、周りはもっと高い雪山だらけで、平地少なく「山に来た~!」感が半端なく襲ってきます。
観光シーズンはまだ始まったばかり。
観光客ちらほらの中、ホテルやレストラン・みやげ物屋さんが並ぶ駅前からの1本道・メインストリートを5分ほど進んだところに宿はありました。
木造で1階がレストランの4階建てのロッジ。
指定された部屋は最上階の左角で、屋根が左に下がっている!(多少の圧迫感)
古めかしい造りで管理もあまり行き届いてはいない割に一番高かったのはこちらの宿でした(一部屋素泊り13000円/泊)が高地にて仕方なしか。
それでも木枠の分厚い二重窓からの眺めは最高でした。
住んだ空気に遠くに雪をかぶった高い山。
規則正しく鳴り響く教会の鐘の音。
部屋はロッカーとチェストとテーブルがあるだけのシンプルなつくりです。
「沸騰ポット」は2000円ほどデポジット(預り金)を払えば借りられましたが、ふたを開けると「卵の白身がべったり」・・・。
部屋の注意書きには中国語で「沸騰ポットでの調理禁止」と書いてありましたがやはり・・・・・(しっかり掃除してから使い、返品時その旨伝えました)。
窓の下は隣の家とレストラン。
チェスで遊べるなんてすごい!(たぶん時間が取れない日本人?)
「上には上がある風景」はすごくて、遠くの山の上にケーブルカーの駅が見えればそこまで行きたいなぁ~と思い・・・(時間が・・・お金も・・・)。
日本人に人気のリゾート地「Grindelwald/グリンデルワルト」ほか、泊り処もたくさんある中、小さく静かそうなこちらも選んでよかった気がしました。
今回、高齢の母親の体調を考え、すべて連泊後の移動でした。
なので2日目は”お出かけ日”。
翌日はより山へ、登山電車ふたたび。