コロナ前の2019年5月末~6月中旬、30年店で働いた退職金代わりに、最初で最後の海外旅行(母)。
母の「高い山と高山植物が見たい」という希望で「スイス」に。
物価高のトップグループ国でできるだけ費用を抑えながら・・・。
2022年、日本航空の航空券に加算される
「欧米航空便向け燃料サーチャージの推移(片道)」
4~5月発行分:20,200円
6~7月発行分:36,800円(+82%)
8~9月発行分:47,000円(4月比+132%、過去最高)
8月以降はサーチャージだけで往復94,000円!!
これに通常10万円以上の飛行機代で 運賃合計20万円以上 ですか・・・
6月28日 ★スイスフラン/円 142.22円
1980年4月以来の高値 42年ぶり!!!
3年前利用した、アラブ首長国連邦の「エティハド航空」は往復73000円(サーチャージ+運賃 ★すべて込々!!)
・・・・・破格値でした
当時のスイスフラン/円 118円
現在は1.2倍です
航空機も宿も物価も上がり、「ツアー代金」はどこまで上がるのでしょうか?
観光シーズン始まるか始まらないかの6月上旬。
気温7~18度から1~11度の山岳部へ。
チューリッヒ ヴァリゼレン駅のホーム2か所に2台ある券売機で山岳部、アイガー・メンヒ・ユングフラウ方面までの切符を購入しました。
ところがとんでもないミスを犯してしまったのです。
英語表示の画面を何回か押して表示させ、ソニー銀行で両替していたスイスフラン・デビットカード払いで購入した後にその間違いに気が付きました。
120フラン(14160円・円安の今なら16000円)の運賃に「ハーフフェアカード(半額券)」を使えるのに「Half fare card」のボタンが表示された画面を見逃し、「全額」払ってしまった・・・・・。
それも・・・✖2人分です。
払い戻しは・・・・・調べましたがありませんでした。
気を取り直して出発!
チューリッヒ駅乗り換えでタルヴィル・ツーク経由で湖のある町「ルツェルン」まで。
首都ベルンを通るルートもありますが、平地経由ではない、だんだん坂を登る観光ルートを選らびました。
チューリッヒはスイス一の人口約40万人の街。
観光客で年中にぎわうチューリッヒ駅は、空港と同じく人口の割に大きさがあり、乗り換えではエスカレーターに乗って上り下り。
1時間乗れば普通列車でも6000円はするスイスの鉄道運賃。
さらに倍の運賃でも1等車に乗る方は当然いらっしゃって・・・・・。
滞在中、見晴らしのいい2階席にほとんど乗ることができました。
国境の長いトンネルを抜けて、イタリアから到着した国際列車。
気を付けないと、ボーとしていたり、寝ている間に隣国に連れていかれます。
往年の鉄道ファンは列車だらけの光景にわくわくでした。
連日天気も晴れ渡り・・・・・。