三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

YH ユースホステル 昭和宿の今 北海道 屈斜路湖 留辺蘂・るべしべ 糠平湖 No.214

昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。
1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。
当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。

昭和54(1979)年3月 春休み 北海道周遊券20日間有効)を利用

当時、周遊券は「普通・急行列車自由席乗り放題」でした。

屈斜路湖ユースホステル(北海道・川上郡弟子屈町
釧網本線 弟子屈・てしかが駅(現摩周駅)下車(乗降人数102人/日)
ホテルと兼営していて、現在は「屈斜路湖ホテル」。

屈斜路湖畔にありました。
閑散とした冬まだ明けぬ3月末。
湖は白鳥少々・・。
宿泊者少数の中、常連さんたちがわがもの顔に盛り上がり、ちょうど初めて泊まった方に「他はこんな感じじゃないから(懲りないで泊まってね)」と慰めた記憶が・・・。
翌日、駅まで歩く(行きはバス)中、道ばたから硫黄が立ち昇る迫力の景色がありました。

るべしべ・留辺蘂ユースホステル(旧常呂郡留辺蘂町・2006年北見市と合併)
石北本線 留辺蘂駅下車(乗降人数102人/日・2015年)

たまたま見知らぬ男女2人の利用者に、ペアレントさんがカラオケ(大会ほど歌いませんでした)をしてくれて、彼の「霧のサンフランシスコ」がすごく上手でした。
今ではいつなくなったのか等何の情報も得ることはできません。

糠平湖・ぬかびらこユースホステル河東郡上士幌町
士幌線 糠平駅下車(1987年廃止)
元は「十勝三股」まで伸びていましたが、1979年当時タッチの差で代行バスに代わり・・・(乗れませんでした)。

帯広から北へ、乗客がほとんどいない気動車ディーゼルカー)。思えば当時廃線へまっしぐらだったのかもしれません。
スタンプには「大雪山国立公園」の通り、山は大自然そのものでした。
終点糠平駅付近では大きな「糠平湖・ダム」が静かに静かにたたずんでいて・・・・・。

訪れた宿の数23
そのうち今も営業中3