三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

沿岸ウォーキング 6 ただひたすらに No.159

朝もや煙る窓外の風景(手前の塔は防災無線・朝に昼に夜にとんでもない音を奏でます)。
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国道45号線のバス停からなだらかな坂を登り家(市営住宅・災害公営住宅)へ向かいます。
畑には獣除けの電気柵。
今月の広報誌に補助金が出る旨書かれていた(ただしこれから設置するものに限る)のでタイミングが良ければ・・・。
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震災県では震災後「田んぼの塩害」が話題になり、土を掘り起こしている映像が流れましたが、リアス式海岸沿いのこのあたりに田んぼなく、津波をかぶったこのあたりの畑はどうしたのでしょう。
目の前には動くもののない、ただひたすら静かな風景が広がります。

空き地が目立つ土地にあるのは、道路沿いの工事事務所と橋から見えるコンクリートの護岸(工事中も含めて)。 
最盛期の6割近くまで減った人口にはもったいないと思えるほどの立派さです。

橋を渡ると、震災後に山を切り開いて造成された高台の”防集団地”まで、だらだら坂が続きます。
チラッと市営住宅(災害公営住宅・平屋の戸建て)が映っています。
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新しく立派な集会所と消防団詰所。
たまたまなのか、在宅時に使用しているところをまだ見たことがありません。
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「お試し移住」で1年いた半島で(なり手の少ない)消防団加入を勧められるぞ~なんて言われましたが、入りたくても入れません(★年齢制限)。

3㎞弱の郵便局まで、オークション落札品の持ち込み(発送)ついでにあちこち見ながら往復90分。
結局だれともすれ違わず、歩く人は自分一人。
集落の道路沿いにお姉さんが出てこなければ、話することもありませんでした。
先週末と今週は小中高の入学式撮影の助っ人で出たついでに、街の局で出して歩かずじまいでした。

2002年から20年続いたヤフオクヤフーオークション)を今月でやっと引退します。
これで郵便局や(契約していた)佐川急便ともお別れです。
さて次は何が・・。
じっくり考えてみます。