1990年代に登場した100円ショップは、それまでのリサイクルショップ・中古屋さんにとっては驚異でした。
今までなん百円かで販売していたものも、100円で似たようなものが売られていれば、未使用品でも～50円～60円が基準になりました（中古品なら・・・）。
当初雑誌で行われていた個人売買は、パソコンの普及とヤフーオークション（現ヤフオク）開始でネット上に広まりました。
それにともない、店売りにかげりが見えてきました。
そこに登場したのが大型店、まさしく「黒船の来襲」でした。
Windows95に遅れること2002年、ヤフーオークションに出品し始め何とか自営業を継続しましたが、落ちていた売上はゆるやかな坂を下り続け、2021年最盛期の7分の一まで到達したところでゲームオーバー。
「大型家具」は地元の方に店売りすると、借りてきたパッカー車（ゴミ収集車と同じ形の車）の最後部に紐で縛ってお持ち帰りだったり、1000円以上の配達料をいただくのは大変でなかなか売れない一方、ヤフーオークションで売れてびっくりしたり・・（送料・配達料は何千円～何万円まで）。
品代や送料（配達料）に対する価値観は人それぞれ、千差万別です。
（ネットの送料無料は除きます）店売りの4万円（新品）のチェストに千円単位のチャーター便の配達料は出せても、同じものを何年（何十年）か使って10分の一かそこらになった中古品に千円単位の配達料は出しずらいものかもしれません。
大型の落札品で宅配便サイズ160（170）を超えるものは、佐川急便（契約）かヤマト運輸の「家財宅急便」で送っていたのですが、事故が少なくないのか「取り扱わないモノ」がだんだん増えていき、配達することに・・・。
運送業ではないので、ほぼチャーター便です。
配達料は「混載」の「家財宅急便」と同じか安いくらいでななんとか成立・・・。
なので、遠方でも高速道路の料金（小型トラックなので普通車料金）は出ず、「下の道」をとことこ・・・。
何やってんの！と言われそうですが、「下の道」をさか手に取り（開き直り）寄り道するのも悪くない・・・。
（旅にしちゃえ・・・）
