三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

岩手県 西和賀町 作業旅2 生かせるかほうむるか No.122

今から2年前、コロナ初期の2020年3月末、空き家の不要品/不用品整理で岩手/秋田県境の西和賀町へ4泊5日の旅(場所は矢印参照)。

2階中心に作業開始!

2階の屋根裏収納スペース(広い!)を分別整理したあと・細かいごみは依頼主さんが後で捨てるそうです
戦前のものは確認できませんでしたが、おそらく引越しなどせずに長年住んだのでしょう。
半世紀以上前の「品々」が上下いたる所に置いてあります。
他の業者さんが手を出さない、限られた予算(ほかの業者さんの見積額の3分の一)で分別整理開始!
細かいものもなるべく「生かす」、どうしてもだめなものは「ほうむる」。
やたら「各種コンパネ(木製の板・ホームセンターで何種類か売っている)」が立てかけてあり、その数50枚越え・・。
一部は持ち帰りますが、あとは処分するしかない・・(あ~もったいない)。

昭和の品々を見れば、学生さん(お子さん)が岩手県ではなく県境を超えて横手市秋田県)のレコードショップを訪れていた(ビニール袋)り・・・。
そうです。県境民(★自分も)の行動範囲に県境はあまり関係ないのかもしれません。
無料高速道路(あるいは高速道路の無料区間)があれば、距離より時間の短いほうが消費地になることは、宮崎県延岡市ヤフオク落札品を配達した時に聞きました。
有料区間が始まる延岡市から宮崎市に行くよりも、無料区間を利用し大分県大分市に行くことが多かったりするそうでした。

古いものでも店売りできれば(★店で売れれば)「ほとんどのものが生かせる(★大型店ではなく個人店だから)」時代も昔ありましたが、100円ショップが営業を始め、パソコンで個人売買が始まった90年台後半~2000年台前半、次第に家賃や人件費・車両費・通信費等経費が出なくなりました。
営業を続けることは、店売りをあきらめオークション(ヤフオク)で「なんとか生かす」ことの始まりでした(2002年)。
撮影から説明文の作成・出品・連絡・梱包・発送・落札されなかった品々の再出品・処分等「店売りの何倍かの手間」がかかりました。
落札価格低下で出品数が一時1000点を超える中、じり貧を続けること20年、昨年1月やっと「退場」・・・。

2日目は「母屋の後ろに母屋」のような2階建ての小屋に突入予定です。
 
 つづく