今から2年前、コロナ初期の2020年3月末、空き家の不要品/不用品整理で岩手/秋田県境の西和賀町へ4泊5日の旅（場所は矢印参照）。
コロナの年、まだ「マスク協奏曲」が始まる前、依頼を受け隣県で作業をしました。
依頼主は県内在住の方で、かなり格安で競売物件を購入し、町の補助金を活用して古民家の片づけを考えているようでした。
依頼先（岩手県西和賀町）を聞いてまず頭に浮かんだのは、「（雪）だいじょうぶかな？」
3月末ともなれば、平地の雪はほとんどなくなり、4月に降る雪は早めに解けるのですが、場所は岩手県でも屈指の豪雪地帯。
以前朝2時間の雪かきをする映像が・・。
それでもやるしかない・・。
場所は岩手県北上市から秋田県横手市に向かった県境です。
早朝出発したトラックは岩手県に入り裏道（広域農道）を通り、北上市内から国道107号線へ。
山沿いの険しい道を左に錦秋湖を見ながら登れば、高速道路なしでも3時間ちょっとで現場に到着。
よかった！雪はない・・（寒いけど）。
現在この道は昨年5月の地震の影響で崩落の恐れがあるため通行止め、代替道路として秋田自動車道北上西IC～湯田IC（22㎞・無料）が使えますが、降雪や吹雪で通行止めになればアウトです。
依頼主さんに家の中を案内してもらえば、屋根の勾配が急な、2階の屋根裏部分が広い物置になっている作りで、たくさの生活物資がそのままに・・・。
高速代や宿泊費をいただくような金額ではなく、許可を得て今日の泊りはこちらの家で（電気・水あります・風呂は町営日帰り温泉が7か所）。
そんなことを30年近く続けてしまいました。
さて、作業開始です。
