三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

48.これが真冬の墓参り 鹿児島紀行.9

(数年前、用事で訪れた時の話です)鹿児島中央駅から電車を乗り継いで、隣の市にある小さな駅へ。

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駅からかなり離れた集落の家々には、何の名前か花咲く風景が連なり、2月なことを忘れさせてくれます。

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今朝は1,2度くらいで、「朝は寒かったですよ~」とタクシーの運転手さん(★バスは1日数本もない)。
我住む北の地とは、真夏の暑さの差極端には変わらないのに対し、真冬10度は(あるいはそれ以上)違う感じです。
季節は2か月・・・。
梅と桜が一緒に咲くのが北国で、梅まつりと桜まつりの時期が違うことを知ったのは、高卒後地元を離れて平塚市(神奈川県)に住み、大磯町経由で温暖な二宮町にあった専門学校に通ってからでした。


高台にあるお墓までの道は、人も車も通ることなく、のんびりとした雰囲気を奏でていました。

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歌ではないけれど、「急な坂を登り」高台に。 ぐるっと周りを見渡せました。
ずいぶん昔のものなのか、楕円形の小さな石は無縁仏化(適切な表現か不明ですが)したのか、複数倒れていました。
震災後、北の地の岩だらけの海岸へ続く道すがらにも同じような石の連なりがありました。よく見れば嘉永〇年などの刻印が。。(★江戸時代)。
お寺があるわけでもなく、管理する者がいなくなれば荒れ果てて・・・。

つづく。

(雪と氷の世界とは真逆の風景)
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