三陸 海 旅 つれづれなるまま

三陸沿岸 へき地移住者の暮し 旅の話など

72.引っ越し1週間前、今住む住宅の使用許可きたる

40年近く保持した口座を解約した、信託銀行がある街から昨日戻ってきました。
途中、雪の多くはない田んぼを見ながら「これは(一般道)なんとかいける」と思い、下の道を・・。
下の道にある、産直や格安スーパーに寄ることは欠かせません(★同じスーパーでも、沿岸部と競争の激しい都市部では売価が違う)。
白鳥があちこち、道路沿いの田んぼにいて、いい感じでした。

お試し移住した、市営住宅(災害公営住宅)のポストに入っていた物の中に、役所からの封筒がありました。

一昨年、12月中旬に募集を開始、一番早く入居した自分が翌1月末で、他の方は2~3月(一部は4月?)のようでした。
昨年12月中旬に「まだ家賃の納付書が来ない!」ので出向き問い合わせたら「現在住宅の使用許可を申請中(★住んでいるのに)で来週発送します」と言っていた「納付書」も、1か月たってやっと入っていました。
他の「お試し移住者」の方々は12月と1月分の家賃を来週末までに納めることになりそうです(自分は「許可を得ない」のに先にもらっちゃいました・12月分)。

写真の1枚は「使用許可書」(★もらうのは2度目)です。

f:id:koppasan:20220120091316j:plain

募集開始と同じ、昨年12月14日付、後からバラバラで入居するのがわかっていても、とりあえず1年期限で許可をして、個別に期間を許可し直す(★更新みたい??)のかもしれません。

f:id:koppasan:20220120091545j:plain
(使用料に駐車場代2000円と共益費1700円がかかります)
許可は15日から。

父親は郵政省の公務員でしたが、移住して1年、民間経験しかない自分から見ると、「入居⇒定住促進(★集まりも電話の1本もない)⇒退去」の一連の流れは、つくづく大変なお仕事をしていらっしゃるのだなあと、思うばかりでした。

基本1年以内、やむを得ない事情で2年の移住期間ですが「1年で出ていかない人たち多く?」に懲りた???のか、今は「最大2か月まで・家具家電付き」お試し移住プランに変更されています。

71.一時間半かかって銀行解約★20年間で1000円は

来週末の引っ越し前に、長年ほったらかしにしていた銀行口座の解約をしてきました。
先週はゆうちょ銀行。 
今週はテレビコマーシャルをやっている、〇〇信託銀行です。

新卒で就職2年目から、当時はやっていた「ビッグ」という信託商品に少額を預けていました。
当時「利息」は、たしか6,7%はあったと思います(2年後で8%でした)。
すごい時代でした。 これなら、預けた人は誰でも資産が増えたわけです。
(余談ですが、2年後その8%ではなく、証券会社の10%(★あくまで実績)商品に預けた直後にバブルが崩壊、戻ってきたのは6割でした)

丸3年で転職後、地元で働き始めたため、県庁所在地にしかない信託銀行は利用されないまま待機。
再び関東に戻った時は結婚後で、子育てなど環境が変わり・・・。
再び関東を離れた後は再利用されることなく・・・。

その間、合併で名前が変わったとか、取り扱い支店が複数回変わるたび、郵送物が来て・・・。

ならば、地元の支店で残額を下ろそうと思ったのが20年前でした。
ところがキャッシュカードが見当たらず、印鑑も合わない・・・。
紛失届は担当の支店(東京)でと言われ、そのうち行ける・・と思っていたら、あっという間に20年。

そこで、年末調整書類提出(複数個所)とからめて、市中心部、青葉通りにある銀行へトコトコ号(12インチタイヤの軽自動車)を走らせました。
コロナと雪でますます閑散とした店の2階で、窓口に呼ばれること10何回・・・1時間半。
持参した複数の印鑑はやはり合いませんでしたが、「少額で免許証がある」ので、上司の裁量とかで、残額を下ろすことができました。

さて、「20年前に預けた1000円はいくらになったのか??」

f:id:koppasan:20220119182338j:plain
(年号は平成です)

トレーの上には1000円札と1円玉1枚が・・。
利息は1円でした。

f:id:koppasan:20220119182406j:plain

新規通帳を作ると有料の時代。
これで個人の通帳はひとつだけになり(★スッキリ!)メインはネット銀行(★ゆうちょ銀行ATM利用)に・・・。
通帳のある地銀は、ATMまで15キロ以上離れているそうなので休止中です。

さて、どんな生活になるやら・・・。

70.地方暮らしに付きまとうこと?は

お試し移住が始まり、ちょうど一年がたとうとしています。移住後も、30年近く営んだ自営業の後片付けや実家のリフォームをしに、元住む街へ。片道2時間半(+銀行や給油や買い物)。やっと秋口からパソコンを開け始めて、初めて「テザリング」なるものを利用しています。

以前の「インターネット光」をやめ、携帯とパソコンをつないで、費用を節約するやつです。以前は仕事がら不在がちで、大分県大分市の作業で1ヶ月以上不在の時は「(使わないのに光の支払)もったいない」なんて、、、。

ソフトバンク解約で(低所得者にはきつい)違約金+携帯代(★解約月は各種割引をしないので高い)1万6千円近くを払っても楽天モバイルを選択。
光代5600円+携帯代2800円が、パソコンも使えて料金は最大2980円+税になり、助かっています。

◎困ることは、「楽天回線」ではなく(実家は楽天回線)、au回線を借りた「パートナー回線」だということです(街中は楽天回線)。
5ギガを使い切ると、速度が遅くなり、時に画面が白紙(記事が見れない)だったり、動画が何度も止まったり、、。
◎写真の多いブログは映し出されるまで時間がかかるか、出てこなかったり、、。 
なので、自分の分はあまり写真枚数が多くならないようにしています。

月末に県境への引っ越しを控え、楽天モバイルのエリアマップを見れば、、、今度も「パートナー回線」。
しかも、今後も開通予定はない、、、。

楽天回線、人口の96パーセントを網羅、と以前宣伝していましたが、地方の場合「網羅されない面積」が多いことに、移住の際は注意が必要です。
なにせ、人が散らばっていますので、、、。

f:id:koppasan:20220118072738j:plain

(ウォーキング途中で 遠くの半島は隣県)

69.オーストラリア ケアンズ紀行9 熱帯植物園+自然公園はワイルド

f:id:koppasan:20220106103611p:plain>

f:id:koppasan:20220106104251p:plain
画像はケアンズ空港に看板があり驚いた旅行会社大手「H.I.S」さんのもの

光都ケアンズオーストラリア大陸北東岸のクイーンズランド州北部。人口約16万人。北西は「世界最古の森」と呼ばれる熱帯雨林、東は世界最大のサンゴ礁地帯であるグレート・バリア・リーフ

2019年1月末~2月上旬「父と海外旅行したことがない」と子供の招待で旅したケアンズと近郊。

東京ドーム3倍の、ゆるやかなアップダウンある敷地。
原住民アボリジニが利用していた植物エリア、太古の昔からの植物の進化エリアなどをゆっくり回ります。
途中、温室のような部屋の入口にさりげなく「小さな寄付(お願い)の箱」があったりします。

f:id:koppasan:20220117080635j:plain

お隣は閑静な住宅地。
熱帯雨林に囲まれて・・・。

f:id:koppasan:20220117080717j:plain

道路をまたぎ、高い木々の森の中、木でできた遊歩道はこんな感じです。
時折出会う地元の方々と気さくに挨拶を交わすことができました(★ハロー!で充分です)。

f:id:koppasan:20220117080832j:plain

やがて森を抜けると、そこには沼のような湖がありました(どうやら淡水湖と塩水湖があるらしい)。

f:id:koppasan:20220117081125j:plain

湖畔を自転車で回る姿を見れば、レンタサイクルもありかと思いました(★平地の多い街)。
多少疲れを感じたら、時折見かけるベンチで一休み・・・。

 つづく

68.オーストラリア ケアンズ紀行8  ボタニック ガーデン 植物園 タンクはつめ跡 

f:id:koppasan:20220106103611p:plainf:id:koppasan:20220106104251p:plain画像はケアンズ空港に看板があり驚いた旅行会社大手「H.I.S」さんのもの

光都ケアンズオーストラリア大陸北東岸のクイーンズランド州北部。人口約16万人。北西は「世界最古の森」と呼ばれる熱帯雨林、東は世界最大のサンゴ礁地帯であるグレート・バリア・リーフ

2019年1月末~2月上旬「父と海外旅行したことがない」と子供の招待で旅したケアンズと近郊。

この日は、ガイドブックには載っていない、植物園へ。
英語の授業では「ボタニカルガーデン」だったと思いつつ、地元では「ボタニックガーデン(★やっぱり辞書に載っていない)」。

毎度、サラダ&パン&コーヒー、ジュースの簡単な朝食をとって、ゆっくりスタート。
街の真ん中にあるバス乗り場まで歩けば、近くにけたたましい鳴き声のする大きな木があり、そこにはたくさんのこうもりが・・・ぶら下がって・・道にはたくさんのフンが・・・(★注意!!)

何番のバスがいつ来るか「電光表示」があり、待つのも苦にならない。
乗る時に行先と片道か往復かを運転手に告げるのですが、「ゾーン制の券」があり、ゾーン内の往復ができて便利でした。
並行する「保存鉄道」(後で乗る)や家具屋さん(行きたいな)やら、沿線の風景に見とれて20分で到着。

f:id:koppasan:20220116092405j:plain

バス停のベンチに、熱帯のアリさんがお出迎え・・・。
f:id:koppasan:20220116094429j:plain
緑色だ!(★ケアンズのアイコン的存在だとか)

植物園は入口も出口もたくさんあって無料、駐車は道路沿いに無料です。
そこは熱帯雨林の中にいるような、丈の高い木々や植物だらけの、人もほとんどいない「楽園」でした。
さすがに街中にない蒸し暑さ・・。

最初に見えてきたのは、複数の「タンク(★給油タンク)」。
f:id:koppasan:20220116094606j:plain

第二次世界大戦中、船や飛行機に給油する燃料を隠すには絶好の場所だったようです。
そうでした。調べると、戦争で3万人以上のオーストラリアの軍人さんが亡くなっていました。

f:id:koppasan:20220116094648j:plain
日本の石油コンビナートの、あの大きさそのものが、70年以上経過してなお存在している。
中は「芸術の場」として、複数作家さんの作品が展示され、イベントも開かれているようでした。

ここでも、ゆったりとした時間が流れていきます。
お隣は、複数のゾーンに分かれた植物園です。

 つづく